2014年の土地取得から始まった「八ヶ岳の秘密基地」。
まだ何もない土地に野宿した日からの10年間の活動を、
一冊の本にまとめました。
雨夜の野宿をご一緒したのをきっかけに、秘密基地ができるまでとできてからの10年間、写真家・川辺明伸さんに、秘密基地でのいろいろな場面をカメラにおさめていただきました。また、秘密基地が竣工してからは、毎年「火育」セミナーを企画して、火と木のいい関係とは何か？非常時の暮らしに備えるためには何をしたらいいのか？など、「火」をキーワードに、セミナー参加者の方々と、防災と建築を身近に捉え一緒に考える時間を過ごしてきました。そんな秘密基地を通して、建物も人も経年進化することを自分たちなりに感じながら、10年という節目に、本づくりをはじめました。約2年の時間をかけて、みんなであーでもない、こーでもないと言いながら、最終的に、本の前半は、川辺さんの写真で、後半は、秘密基地で自分たちが体感したことを書き起こした文章の構成にまとまりました。今のところ、本の販売予定等はなく、その一部をホームページに公開しましたので、ご笑覧ください。
